弊社(晃友アソシエイツ メディカルコンサルティング室)では、末期がん・進行性がん・転移がん・部位切除不能がんなどの下記の状況にあられるがん患者様をサポートする革新的な治療方法、他情報を紹介しています。
- がん進行ステージが中期・末期である
・本病巣以外への転移が発現
・手術(切除)が困難な病巣
・標準治療では、手のほどこしようがなく、自宅静養を薦められている - すい臓がんなどの難治性がんである
- 免疫療法他、補完医療、代替医療、東洋医療を実施しているが著しいい効果が薄い
- 高齢で手術の場合、体力負荷が大きい
- 自宅治療を受けたい
- 治療効果を1週間程度で確認したい
- 身体に負荷がかかる手術をしたくない
- 入院をしたくない
- 通常生活を維持しながら治療を受けたい
- 周囲に気づかれることなく仕事などの現状を維持しながら、内緒で治療を受けたい
- 入院・通院でなく、往診での治療を受けたい
弊社では、治療は行っておりませんが、免疫細胞療法・一般的遺伝子治療療法を凌駕する最新の「がん細胞のシグナル伝達経路における遺伝子治療薬・周辺薬と温熱化治療による細胞周期正常化複合療法」(3年で約250症例の実績)の普及に努力しています。
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お問い合わせは無料です。
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「がん細胞のシグナル伝達経路における遺伝子治療薬・分子標的薬と温熱化治療他による細胞周期正常化複合療法」の解説
がんは正常な細胞の遺伝子に傷がつくことによって発生し、健常者でも、その体内に毎日数千個のがんが発生しているとも言われています。
細胞周期が正常な場合、損傷細胞が完全にガン化する前に、がんの発現を抑制できます。
しかし、加齢、過労、ストレス、喫煙、活性酸素過多など発がんを促す要因が重なると、がん抑制遺伝子や免疫細胞の抑止に抗して正常細胞ががん細胞に完全に変化してしまいます。
当治療は、がんを敵と見なさず、「がんシグナル伝達経路」に「最先端の分子生物学を適用した遺伝子治療薬」を投与し、がんの特性である無限増殖機能を消去、血管新生機能を抑制し、がん細胞微小環境の整えなどにより、がん細胞を元の正常細胞周期に誘導します。
さらに、その細胞周期にハイパーサーミア(温熱療法)などの有効な治療を適宜複合的に適用します。
この複合治療は、分子レベルでのがん細胞(単一の遺伝子やタンパク質)死ではなく、分子ネットワークレベルで、細胞周期チェックポイントを標的として、がん細胞のアポトーシス(自殺)を誘導する治療です。
全てのがんを駆逐できると断言はできませんが、手術や放射線治療など有効な治療が適応出来ない末期・難治性・進行がんのがん患者様のがん進行の停止・縮小・延命に高い効果が期待できる最先端の治療です。
患者様の体に大きな負担をかけず、通院治療ができ、強い副作用もないことも画期的であります。
1.「がんシグナル伝達経路(2経路)」の治療
最先端で、特に高い効果が確認されている遺伝子技術「RNA干渉」等用いた「ガン遺伝子治療薬(国内輸入使用可能)」と、「分子標的薬」を併用投薬する治療
※検査にて、適切な投薬の種類・組み合わせ・量・時期をオーダメイド。(化学療法の効果促進)
(1)「がん遺伝子治療薬」治療
- 1.RNA干渉治療薬治療(最先端遺伝子技術)
- 「RT181」(RNA干渉技術治療薬)の投薬にて、がんに特異的に過剰発現し、がんの性質を維持しているCDC6タンパクを、当治療薬で消去することにより、がんの成長を停止させて、がん細胞のアポトーシス(自殺)・老化を誘導させます。
※ご注意
正規に日本に輸入されているCDC6遺伝子療法剤の商品名はRT181です。
最近RT181と類似した商品が出回っていますが、本来の薬効は期待できませんのでご注意ください。 - 2.がん遺伝子治療薬治療(現在、特に有効とさせれる2種類の治療薬の効果的投与)
- ・「E10A」(がん細胞血管新生阻害剤)の投薬
・必用に応じて、その他のがん遺伝子治療薬の投薬にて、がん細胞内に、正常なP53遺伝子(正常細胞に存在するがん抑制遺伝子で、がん細胞ではP53が突然変異・欠失し、がん細胞の増殖に寄与)を活性化させることで、がん細胞のアポトーシス(自殺)を促します。
(2)「分子標的薬」治療
がんの種類・症状に最適なシグナル伝達経路に有用な標的分子薬(抗がん剤)の投薬による治療。上述(1)のがん遺伝子治療薬の併用投薬により、奏効率が低いとされている分子標的薬の効果を格段に引き上げます。
2.ハイパーサーミヤー(最先端温熱療法)、放射線治療、高気圧酸素療法 他の併用療法
上述(1)のがん遺伝子治療薬の投薬により、がんがアポトーシス(自殺)を起こしやすくなっている時期を特定し、治療を実施します。
※当療法が最大限の効果を発揮するよう上述1)のオーダーメイド投薬で、がん細胞の周辺部位をコントロールします。
混同されがちですが、免疫細胞療法とは違います。
遺伝子治療薬にだけに頼る治療法ではありません。
●特徴
患者体力負荷が希少で、効果確認が1週間程度です。
1)手術無し、入院不要
2)通院週2回、1~1.5ケ月程度
・投薬手法は点滴・局部への注射など
・温熱療法実施の場合は、週1~2回程度
3)治療時間 1回 1~1.5時間程度
4)がん免疫細胞療法と違い、細胞採取・培養はありません
5)効果発現確認は1週間程度
・他治療に比べ、非常に短期間での効果確認が可能です。
6)正常細胞へのダメージが無く、副作用が非常に希少です。
弊社では、治療は行っておりませんが、免疫細胞療法・一般的遺伝子治療療法を凌駕する3年で約250症例の実績のある最新の「がん細胞のシグナル伝達経路における遺伝子治療薬・周辺薬と温熱化治療による細胞周期正常化複合療法」の普及に努力しています。
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関連情報内容
■がん遺伝子療法
がん遺伝子療法は、がん細胞に特異的な抗原を認知してがん細胞を死滅させる画期的な療法です。がん細胞をアポトーシス(自然死)に至らせて排除し、正常細胞におきかえます。
米国で開発・施療されて来た遺伝子療法は、わが国で様々な研究・改良を重ねて、現在有力ながん治療として行われています。
わが国で臨床研究が認められているがん遺伝子療法
もうひとつの道としてのがん遺伝子療法
主流医療(俗に言う、西洋近代医学)のがん標準治療(外科手術、放射線療法、化学療法、ホルモン療法、免疫療法)は健康保険が適用される治療法で(わが国では免疫療法は保険未適用)、それで治癒すればそれにこしたことはありません。
しかし、これら標準治療ではもはや治癒が望めない状況となり、補完療法(CM)に希望を託す患者さまもたくさんおられます。エビデンス(科学的根拠)がまだ未確立であるにしても、遺伝子療法など有望な補完療法によれば治癒が期待できる症例の方々には、適用を試みることは大きな希望です。
■がん治療の現状と展望
現在、米国NIH(国立衛生研究所)が認定している主流医療のがん標準治療は、上記の5つですが、わけても外科手術・化学療法(抗がん剤、制がん剤)・放射線療法はがん三大療法としてわが国でもがんの標準治療として頻繁に適用されています。
三大療法の組み合わせを基本に行なわれる通常医療の集学的治療は重要かつ有効ながん治療です。事実統計データは、現時点でプロトコル(適用手順)が確立されているがん標準治療によるがん5年生存率(治癒と見なされるだけの効果)は、適用しなかったどの場合よりも大きな有意差として顕れています。しかし、標準治療であまり効果が出ない方や心情的に適用を望まない方、再発・転移などによってもはや三大療法が適応出来ない方など、別の療法に治癒を託す方々も大勢おられます。
平成18年がん対策基本法が制定されて治療の選択肢と可能性が大幅に拡大した今、自分はどの療法を選択したらいいのか悩まれている患者様も多いことでしょう。インフォームドコンセント、セカンドオピニオンも普通に実践される様になってきました。
最近日本で開発・改善が進むがん遺伝子療法も、臨床試験(RCT)の一環としてとして受けることができる様になってきました。しかし残念ながら、対象となる被験者数には限りがあり、希望されるすべての方々に施術することは出来ないのが現状です。
現在の主流医療ではがんを100%は治せない現実の下、iPS細胞など画期的な研究で世界をリードしつつあるわが国では今後、がん治療も遺伝子レベルでの研究が目覚しく進展するものと予想されます。何故なら、がんは正常細胞の突然変異がもたらす疾患であり、簡単に言えば遺伝子の病気だからです。
がんは原発がんと転移がんに大別されます。最初にがん化した身体部位をがん原発巣と呼びますが、まだ原発巣内に留まっているステージ(段階)が原発がんです。これに対して、がん細胞が、増殖して周辺の他臓器へ浸潤した状態、血管・リンパ管などを経て遠隔の(多くは複数の)部位に転移・増殖した病態を転移がんと呼びます。標準治療完了後に、また新たにがん巣が見つかった場合、これを再発がんと言います。再発がんは転移がんとして見つかる場合も多いものです。手術で肉眼的にはがん巣が全摘出来たと認められても、再発の可能性は残り、再発が画像診断では判別出来ないくらい微小な転移がある可能性もあります。またがん細胞の悪性度が高い場合、早期と分類されるケースであっても、すでに転移している場合もあります。
■手術療法
体液のがんなど一部のがんを除き、外科手術はがん治療の第一選択です。切り取ってしまえれば、確かに最も有効な療法です。画像診断・麻酔学、ナノテクなどの飛躍的発展で、安全で精密な切除・摘出が可能となりました。術式(手術のプロトコル)も日々進歩し、旧来の拡大手術は縮小手術へと大きく転進しつつあります。
■化学療法(抗がん剤・制がん剤)
多種多様な化学療法が開発・適用されていて、一部のがんに対しては劇的な効果をあげる抗がん剤もあります。ピンポイントでがんを殺す分子標的療法薬は、肺がんに用いられる「イレッサ」、乳がんに使う「ハーセプチン」などが代表例です。また切れの良い抗がん剤として白金製剤である「シスプラチン」などが知られています。しかし化学療法には、避け難い副作用が伴います。分裂の早い細胞を選択的に殺傷することを基本的作用機序とする化学療法は、がん細胞を死滅させますが、分裂が早い正常細胞にもダメージを与えるのです。消化器粘膜や毛根の破壊に伴う嘔吐や食欲不振、脱毛などは典型的な副作用です。大量投与による骨髄機能抑制や免疫細胞の破壊は、致命的なダメージに繋がりかねません。抗がん剤で腫瘍を一時的に小さく出来たとしても、免疫系が壊されてその後は急速に増大してしまうと言うケースもみられます。化学療法は「両刃の刀」です。
■放射線療法
陽子線・重粒子線など大規模で精密な放射線療法が開発・実用化されて、放射線療法の精度は飛躍的に発展しました。しかし、稼動能力と高価格で受けれる患者数にはまだ限りがあります。通常放射線療法は多分割照射や化学療法との併用で効果を上げて来ました。現在では画像診断器機との併用でがん細胞に多方向からのミリ単位照射さえ可能になりましたが、放射線療法専門医と施設がまだ少ないのも現状です。
■集学的がん治療
上述のがん三大療法を最善・最適に組み合わせてがん治療を行なう、主流医療の標準治療はがんの集学的治療とも言われます。主流医療はすべてEBM(エビデンスに基づく医療)です。
近年、医療機器・IT技術を駆使する医療工学・医療統計学などの目覚しい発達に支えられて、がんEBM集学的治療は患者様中心のクオリティケアとして幅広い医療サービスを提供できる様になりました。個々人の病態とニーズにジャストフィットするオーダーメイド医療と患者自身のインフォームドコンセントを最重視するパーソナライズド医療が標準治療の一環となりつつあります。
がんと闘病される方々が、自分の心身への負担が少なく効果も高い療法とは何か、また自分の価値観・人生観・死生観にかなう治療計画は何なのか、医療チームと密接なコミュにーケーションを取りながら、自ら選んで行ける医療がますます拓かれつつあります。
■がん免疫療法(がんワクチン)
がん免疫療法(がんワクチン)は、身体に生来備わっている防御機構である免疫系に介入して、T/B/NKなど免疫細胞の増強(つまり兵員増強)と樹上細胞のがん抗原「認知」力強化(DC、つまり司令官の鍛錬)を同時に行なうことによって、本来身体にとって「異物」であるがん細胞を自らの免疫系に「排除」させるがん治療です。わが国では戦後間もなくがんワクチンが開発され臨床適用されて来ましたが、近年に至って免疫療法とがんワクチンは玉石混交のままに全盛期に向かいつつあります。先述の通り米国では10年前から主流医療の5番目に認定されています。わが国では、国の研究機関も含め開発競争が盛んである反面、保険診療は依然未適用の現状にあります。食育、食餌療法(ダイエット)、心身療法、温泉療法など副交換神経を有意にする(リラクセーション効果のある)セラピーも広義の免疫療法であり、一般に人気を博しています。
人体は60兆個以上もある細胞から構成されるとされています。がんは正常細胞の突然変異であり、どんな人でも毎日3000~5000個の正常細胞ががん化しています。しかし、免疫系が健全に機能していればがん細胞は臨界数を越えて増えることは出来ません。反対に言えば、免疫力が弱まったり、がんと馴れ合いになってしまう(トラレンス、寛容化)とがんは自由に増え続け、がん宣告を受けるに至る訳です。PETで見つかれれる径5ミリのがんは既に数千万個ですが、どんながんであれ5~30年も昔に出来た最初の1個に遡れます。日々がん化する細胞を免疫系が臨界数を超えて増殖することを許してしまった結果が発がんなのです。
免疫の「寛容」の怖さは、例え重粒子線でがん細胞を完全に消滅させながら寛容になってしまった免疫系を放置している場合に顕著です。つまり、その人の体質は容易に再発を許すまま、と言う怖さです。近年、寛容になってしまった免疫システムを放射線で初期化して、残ったがん巣に人工的に強化した免疫能を直注することで、固形の末期がん(生存率半年以上)の7割を直す治療型ワクチンも開発されています。しかし、免疫療法の旧来からの本領は、がんの予防と再発防止にあることは確かです。また、免疫を謳う商業主義の跋扈で、混乱が生じてもいます。真贋を判定してどう規制して行くかは今後の課題です。
■日本を含む医療先進国では、医薬品・療法・医療機器はすべて行政当局が厳格な国際プロトコルに則って公明正大に実施する臨床試験(RCT 無作為化比較試験)に合格して初めて、主流医療の一環と認定されます。現時点では、がんに対する免疫療法の多く、および遺伝子療法は、臨床試験を通っていません(まだエビデンスがありません)。また、巷間で人気を博しても科学的に反証済み(無効ないし有害)の療法もあります。代替療法はすべて反証済みです。臨床試験で単独効果と安全性が証明されれば、主流医療になるからです。エビデンスのある補完療法(EBCM)が積極的に統合医療として採用されつつあります。
■先述しました通り、わが国で現在投与されている遺伝子療法薬は治験段階のものです。要件と数量の制限上、希望される方のすべてにお受け頂けるものではありません。RT181はアメリカで開発され、中国で製造承認され製造されている遺伝子療法剤です。
私どもは、がん遺伝子療法が近い将来がん標準治療の機軸の一つになっていくものと信じ、その普及に貢献することを念じております。
がん遺伝子療法
■遺伝子療法内容

■がん遺伝子療法剤(RT181)について
RT181はp53遺伝子(がんを抑制する遺伝子)を活性化させる酵素を生成して、がんの増殖をコントロールすることが出来ます。

- がん遺伝子療法剤は、遺伝子組換技術を用いてがん細胞が生成する特殊なタンパク質(がん特異抗原)にのみ反応する機能(分子標的機能)を獲得させて創った、新しい活性タンパク質を主成分としています。この特殊機能を持った活性タンパク質は、正常細胞には侵入せずがん細胞だけに侵入して、侵入したがん細胞の増殖周期を遮断して増殖をとめます。
- 正常細胞の分裂には「P53」と呼ばれる遺伝子が関わっていて、正常細胞の増殖周期を一定にコントロールしています。先天的・後天的な何らかの原因によって、p53遺伝子がその本来の制御機能を果たせなくなり、その細胞の増殖周期が無軌道となってしまうと、がん特有の異常増殖が始まります(つまり、その細胞はがん化します)。
これに対してがん遺伝子療法では、侵入させた活性タンパク質が酵素を生成して「P53」を再び有効に機能させ活性化させ、遺伝子複写調節コントロール機構を通じてがんの増殖周期を遮断(非がん化)することによって、そのがん細胞(がん巣)を縮小させます。 - 縮小したがん細胞(がん巣)は、正常な免疫細胞の働きにより正常な細胞に戻ります。
■がん遺伝子療法プロトコル
- がん遺伝子療法に用いる溶剤は、-86℃の液体で凍結して保存されています。
- 治療を始める1時間前に氷水で解凍します。
- 解凍した溶剤を5℃程度の低温生理食塩水で5~6倍に希釈します。
- がんの組織型と発生部位に対応しながら、皮下注射またはカテーテルの手技で溶剤をがん巣に直注します。この際、患部および近隣組織に応じて、最適な注射器・注射針を使い分けて行ないます
- 続いて、静脈点滴により全身にも投与します。静脈からの点滴に際しては、2㏄の濃縮活性タンパク質を100㏄のブドウ糖溶液または生理食塩水に溶融して使用します。
※病状に応じて、以上の治療を週1回、4回または8回を1クールとして行います。
濃縮活性タンパク質の1回の投与量は2㏄です。
転移部位が多い場合は追加投与も可能です。
※正常細胞を破壊することはまったくないので、抗がん剤を大量に投与した場合に伴う様な直接的な副作用は少ないことが報告されています。
注射30分後に37~38度の微熱と軽度の悪寒が起こる程度で、3~6時間で平熱に戻ります。
これは一時的な抗体反応で、通常の食欲、爽快感、身体の軽さを報告される患者様も大勢おられます。

■がん遺伝子治療(RT181)療法経過
- 投与から3~4日には、がん細胞の増殖機能が停止します。
- 2週間後から自滅(アポトーシス)の誘発現象がおこります。
- 3週間後にはがん細胞の塊(癌巣)の崩壊と消滅が生じてきます。
- 4週間後には正常細胞の活性化とがん細胞の塊(癌巣)の更なる不活化が認められます。
この療法の利点の一つは原則的に通院治療できることです。化学療法や放射線療法につきものの体力への負担や副作用は少なく、従って高いQOL(生活の質)を維持出来ます。
この臨床研究は、近未来のがん治療に大きな希望を投げかけ、多くのがん闘病者の方々から期待を寄せられています。
Gendicine
p53製剤 Gendicine(ゲンディシン)
世界で初めて国家承認された、がん遺伝子療法剤詳しくはこちらからPDFデータをご参照ください。

p53製剤 Gendicine(ゲンディシン)
2004年初め、中国国家食品薬品監督管理局から製造承認とGMP(医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令)認可を得ました。Gendicine(ゲンディシン)は中国政府から承認されたがん遺伝子療法剤です。p53は、細胞の恒常性維持・アポトーシス誘導などに果たすその重要な役割から、別名「ゲノムの守護者(The Guardian of the genome)」とも称されています。
p53遺伝子
p53遺伝子は正常細胞に存在する最も重要ながん抑制遺伝子の一種です。正常細胞ではp53遺伝子は細胞の分化にかかわっていることは知られています。適切に機能しているときは、p53 遺伝子は、DNA 修復メカニズムとして働いています。ダメージを受けている DNA があると、その増殖を防ぎます。DNA の損害を修繕できない場合には、p53 遺伝子は、細胞にアポトーシス(自滅)を引き起こします。通常はp53タンパク質は転写因子として働き、その多彩な生理機能を発揮して遺伝子群の発現に関与しています。
細胞ががん化する要件として、複数のがん遺伝子とがん抑制遺伝子に変異が起こることが解っていますが、悪性腫瘍(がん)においてはp53遺伝子の異常(変異や欠失)が最も高頻度に確認されています。p53遺伝子が正常に機能しないと、DNAが修復不可能な損傷を受けた場合にもがん細胞のアポトーシスが誘導されにくくなり、がんの増殖・進行を許します。
p53遺伝子 Gendicine(ゲンディシン)療法
腫瘍内に直接Gendicine(ゲンディシン)を注入すると、複数の発がん遺伝子を抑制して悪性腫瘍のアポトーシスを誘導します。アデノウイルスなどのベクターを用いて癌細胞へp53遺伝子を直接注入する療法です。またカテーテルを用いて手技で直接注入することも可能です。さらに直注できない場合は、点滴による全身投与にも効果は観られます。1クール10日間でGendicine(ゲンディシン)を6本投与します。
E10A (血管新生阻害遺伝子製剤)

■E10A
E10Aは、腫瘍の増殖を阻害するヒトエンドスタチン遺伝子をアデノウイルスをベクターとして腫瘍内へ導入することによって、がんの血管新生を阻害するがん遺伝子療法剤です。エンドスタチンは腫瘍の増殖を抑制する、最も望ましい血管新生阻害剤です。がん細胞の血管新生を阻害することでがんの糧道を断ち、効果的に増殖を抑え、がん細胞をアポトーシスに導きます。E10Aは主として固形がんの治療を目的としています。
中国では近いうちに臨床試験が開始される予定です。E10Aは、週1回で1回に1~2本の投与が可能です。

■p53遺伝子が正常な場合はこの順番で療法を行います。
■p53遺伝子が異常の場合には、先ずp53遺伝子の正常化をはかります。
■日本で行なわれているがん治療は世界的に観ても最高水準にあります。しかし、がん遺伝子療法は日本ではまだ臨床研究として行なわれている段階です。
従いまして、この療法を受けられるのはまだ一部の方のみに留まっております。がん遺伝子療法で、がんが確実に縮小したり、明確に治る、というエビデンスは現在まだ確立されておりません。RT181はアメリカで開発され、中国に製造承認され生産されているがん遺伝子療法剤です。
遺伝子療法「がん」は遺伝子の病気です。
遺伝子療法の一例
■ヒトゲノム計画プロジェクトは米国のエネルギー省と厚生省の主導によって世界的な協力体制で実施され、人間の30億塩基対のヒト遺伝子の解読が2005年に完了しました。ゲノム情報の解明は、医学やバイオテクノロジーの飛躍的な発展に貢献することが期待されています。そしてやがてはがんやアルツハイマー病などの疾患の療法に役立つものになると思われます。
ゲノム配列はアデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)
AGCT塩基からなりたっています。この組み合わせは膨大な数になります。
■遺伝子療法は、一概には言えませんが、状況に応じて点滴と局所注射(患部直注)を併用します。疾患によっては病巣に流入するリンパ経路に繋がる遠隔部位のリンパ管に局注します。胸水や腹水が溜まっている場合は胸腔や腹腔内に注入します。血管造影を観ながら、動脈より手技でカテーテルを操って、選択的に腫瘍へ注入する場合もあります。
がん遺伝子療法の治験は国内でも始まっていますが、被験者になるのには様々な条件があり希望する方がすべて療法を受けることが出来ないのが現状です。
現在のがん療法の最新知識を合わせもち、がんが部分病ではなく全身病という考えの上で免疫療法、遺伝子療法などの知識を持った医師が患者さんの立場にたって療法を行うことが最善言われています。
腫瘍の消滅と生活の質の向上をめざして
■がんの進行度や発生した部位によって一概には言えませんが、がん遺伝子療法剤の投与によって化学療法(抗がん剤)とは違う別の生理的反応が認められます。国内でも様々ながん遺伝子療法の研究や療法(治験)は行われていますが希望される方すべてが「保険外併用療養費」で療法を受けることができないのが現状です。また大量生産できる過程に入っていないため、利用できる薬剤の数は極端に不足しています。
■当然のことですが、がん遺伝子療法の効果を最大限高めるために、がんの部位・進行度(ステージ)・全身状態などを正確に把握したうえで、施術の手順や方法を医師とのインフォームドコンセント(説明と同意)に基づいて決めて生きます。
基本的に明確な薬理作用の効果を証明することは、公的な第三者機関(厚生労働省、学識経験者、中央薬事審議会など)による数段階の審査を経る、厳密なルールを厳守しての臨床試験によって行います。多くの人が使っていると言ったエピソードの類いは、何のエビデンス(根拠)にもなりません。がんに対する免疫療法の多くや遺伝子療法は、現時点では、公的な制度によるその有効性の確認はまだ行なわれておりません。その薬剤が日本で開発・製造されたものであれ、他国で開発・製造されたものであれ、この点は同じです。
■乳がん、肺がん、膵臓がんにRT181と分子標的薬タルセバ錠などを併用した場合の改善率です。約3割の改善率が観られました。がん遺伝子療法では分子標的薬との併用が効果を高めることが実証されつつあります。がん遺伝子療法は、温熱療法・ビタミン療法などを併用することによっても、その効果がさらに高まることが期待できます。
がん遺伝子剤は、腫瘍の発生部位・種類・全身状態などを総合的に診断・勘案した上で、腫瘍内に直接出来る場合には、局所に直接投与(局所直注)をします。多発転移などがある場合には、点滴による全身投与となります
がん幹細胞
いま、がん治療最大の難関といわれているのが「がん幹細胞」です。化学療法・放射線療法でも「がん幹細胞」を排除する処置は困難です。がん幹細胞はがんの難治化(再発・転移・療法抵抗性)の根本的な原因となっています。
このがん幹細胞に対して、標準化学療法に加えてがん遺伝子療法・ハイパーサーミア(温熱療法)を適用し、さらに国立がんセンターと慶応大学医学部の共同研究で話題となっている特殊な薬剤も並行投与する斬新な治療放法を実施して、高い効果が出ています。
東北大学医学部の研究者が2013年5月に発表した論文では、NK細胞を活性化増殖させても、NK細胞のドレス現象によりNK細胞の急激な細胞死がおこり、かえって免疫抑制につながって「がん」の増悪をもたらす可能性が指摘されています。
この研究結果を受けて、活性化リンパ球増殖注入療法(LAK、NK細胞療法)を温熱療法・がん遺伝子療法と併用する方法を当ページでは推奨していません。
乳がんとがん遺伝子療法
乳がんに対しては、がん遺伝子療法とその他療法の併用による効果・実績が多数あります。
乳がんは、確定診断された時点で微小な転移が発見されるケースを伴います。手術・薬物療法(化学療法、ホルモン剤、分子標的薬)などがん標準治療で対処しますが、それでも再発や転移をおこす場合も少なくありません。また皮膚表面にがん巣が飛び出している場合、大胸筋や肋骨など胸壁に浸潤している場合などは、手術が第一選択となります。こうしたケースでも放射線療法も選択出来ますが思うほどの期待はできません。乳がんは、どちらかと言えば転移しやすく、診断時に既に病巣のひろがりが大きい傾向があります。また病巣の大小にかかわらず、再発しやすいがんです。がん遺伝子療法は、乳がんに対して有効であることが実証されつつあります。
医薬品・医療機器が承認されるまで
先ず、医薬品機構(医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構)で、申請資料の内容の信頼性に関する調査が行われます。その後、医薬品医療機器審査センターで、分野別の専門官による申請資料の審査を受け、その報告をもとに、やはり分野別の学識経験者による中央薬事審議会の調査会で専門的な審査が行われます。その報告を受け、厚生労働大臣が中央薬事審議会(特別部会・常任部会)に諮問し、学識経験者による幅広い審議が行われ、その結論が答申されます。厚生労働省は、その答申をもとに承認するかどうかの最終的な判断を下します。 わが国の医薬品認定は拙速に過ぎる傾向があり、ドラッグラグの現実も指摘されて来ました。そこで現在、厚生労働省・医薬品機構の内部に分野別の専門家をより充実させ、審査業務を迅速化することで、審査期間を欧米並みに短縮する改革が進められています。
■手術後に再発・遠隔転移(実質的に同じことですが)がおこった場合、一般的には抗がん剤・分子標的薬を使うことが多いのですが、一部のがんを除いて、化学療法(抗がん剤)ですべてのがん細胞を死滅させることは現時点では出来ません。最近は副作用を制御する薬が開発され辛い副作用はかなり軽減されてきましたが、抗がん剤使用の最大の問題点は免疫力の低下を招くことです。遠隔転移がおこった場合、がんは確実に全身病となります。確かに抗がん剤使用で腫瘍が縮小するケースも多くありますが、抗がん剤の投与をやめればがん細胞はまた勢力を盛り返して、癌巣が却って大きくなる場合さえあります。がん細胞も完全に消滅できても、また残ってしまっても、免疫療法を適用してがんの再発を予防することが肝腎です。がんは日々発生している訳ですし、微小な残余があったとしても、免疫療法の適切な適用で増殖と再発を予防できれば、健康に生活でき、生命の危機も回避できるからです。
■日本のがん治療は世界のトップレベルにあります。しかし、がん遺伝子療法に関してはわが国ではまだ臨床研究(治験)段階に留まっています。そのため、要件を満たす一部の方にしかお受け出来ないのが現状です。
がん遺伝子療法サポートセンターで扱うがん遺伝子療法剤はアメリカで開発され、中国に製造承認されて生産されているものです。
がん遺伝子療法剤(RT181)の投与で、がんが縮小したり、確実に治るというエビデンスは現在のところ確立されていません。
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- 以下に記載するプライバシーポリシーは、本ウェブサイトを利用するに際し、個人を特定できる情報(以下、個人情報またはプライバシー情報とも言います) に関して、そうした個人情報が、いつ、どのようにして取得され、どのような目的に利用され、どのように管理・保護されていくのかなどの、個人情報の取り扱い方針を具体的かつ詳細に規定するものです。
- プライバシーポリシーの目的
- プライバシーポリシーを規定する目的は、本ウェブサイトの運営に関わる者が、その業務の遂行において取得する個人情報の取り扱いに関し、あらかじめ定められた範囲、方法において個人情報の取得と利用が行われ、厳格な管理のもとに適正に扱われていることを利用者に明示することによって、当該個人のプライバシー保護をより確実なものにしていくことにあります。
また、利用者側に対しては、これら個人情報の取り扱いに関する方針を開示されることで、利用者自らが個人情報提供の可否を適切に意志判断出来る環境を整備することを目的とします。
また本プライバシーポリシーに関して、ご不明な点があれば、下記に記載されたEメールアドレスにお問い合わせ頂き、適宜ご確認出来ることを、ご理解ください。 - 基本原則
- 弊社メディカルコンサルティング室は、幣社がウェブサイト等で収集した個人情報を保護するために、最大の努力を尽くすことをお約束します。
幣社が直接、診断・治療行為を行うことはありません。
幣社は、がん遺伝子療法の普及に最大限努力します。
基本的に、薬理作用の明確な効果の証明は、これを公的な第三者機関に委託して、国際的に合意された厳密なルールに則って実施される臨床試験の結果にその判定を委ねます。多くの人が使っているからと言ったエピソードの類は、有効であることのエビデンス(科学的・統計的な根拠)にはなりません。免疫療法の多くやがん遺伝子療法などの有効性は、上述した様な公的な制度で確認されているものではありません。 - 個人情報の管理
- 個人情報の閲覧は、業務遂行上その必要性が認可された幣社担当者のみに限定しております。
幣社の所有する個人情報およびその利用及び利用状況に関して、常に厳重に管理します。
個人情報の収集はその必要性が明確である場合のみを原則とし、必要最低限にとどめます。
個人情報の利用に際しては、個人情報の信頼性を維持するために、これを厳密に管理します。
個人情報提供者当人の承諾、あるいは法令などに基づく提出要請がない限り、私たちは政府・その他の団体を含む第三者に対して、本ウェブサイトで収集した個人情報を一切提供しません。
私たちは、本ウェブサイト等で収集した個人情報を必要以上に保有しません。
上に規定した通り、私たちは、個人のプライバシー権に関する守秘義務意識を常に高く持ち備え、全担当者一丸となって、個人に関するプライバシーを厳重に管理し保護します。 - 情報の更新について
- 本ウェブサイトでは、取得された情報はすみやかに開示され、内容が最新状態に更新される体制を採っております。
- IPアドレスについて
- 利用者がウェブサイトにアクセスする際には、インターネット上の所在を特定するためのIPアドレス(数字)やこれに対応するドメイン名がログとして自動的に記録されます。
これら情報は、ウェブサイトが置かれたサーバーを管理していく必要上から、その取得・記録が適宜になされることがあります。
一般に、IPアドレスから個人情報を特定することは容易ではありませんが、これを外部の第三者に提供することは決していたしません。 - 顧問医
- 藤木病院院長 藤木龍輔
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- 株式会社 晃友アソシエイツ メディカルコンサルティング室
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